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至高天(シコウテン)

いわゆる「天国」「天界」。何層もの層に分かれており、最高層のエテメナンキには神(アドナイ)が住んでいるとされる。最下層はいわゆる貧民窟であり、そこには禁を犯した天使、不完全な体を持つ天使、天使同士で愛し合った結果生まれた天使(存在自体が禁忌。「有るまじき子供(インプロバチャイルド)」などと呼ばれる)などが住んでおり、天界の最高機関はその扱いに頭を悩ませている。また「神が姿を隠した」ことによって天使それぞれのモラルが薄れ、不淫乱などの禁を破る者も多い。さらに、脳の中に針を打って思考能力を低下させられた「杭打ち(ステイカー)」たちが労働力として多く使役させられている。
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アドナイ<創世神>
天界の絶対唯一の存在。肉体を持たず、物体や誰かの身体を媒介とする存在。巨大情報体マザーコンピューターであるアカシック・レコード(天の板)を手にしている。実体は無いが事実上の天使達の父。
現在は神の塔(エテメナンキ)ごと行方不明となっているが、最高会の極秘事項とされており眠っていると説明されている。ラグナロク(終末)プログラムを最初にセットした存在。
セラフィタ<聖隠者(アダム・カダモン)>
声:置鮎龍太郎
6枚羽根を持つ創生神が創り上げた最高の存在。男とも女ともつかぬ中性的な美しい姿をしており、古の時代に失われた時間魔術を使うことができる。現在は神の塔(エテメナンキ)に人知れず幽閉されている。地球を一掃させる計画を、奇跡によってひとまず阻止している。事実上の天使達の母体。
創世神に反発し、自分が封じられる前に自身の力をアレクシエルとロシエルに分け、子供達の力で創世神の計画するプログラムを阻止させようとしている。
アレクシエル<有機天使>
声: 折笠愛
自然無限物質(エーテル)の力を司る有機天使。3枚の羽と魅力的な黒い長い髪を持ち、大変美しい姿をしている。かつて神に反旗を翻し堕天使となり、九雷たちと戦いを共にした。
天地大戦後、肉体と精神を裂かれ、肉体は天界最大の牢獄・中空回廊に天使の結晶として収監されていた。精神はウリエルの「言霊呪法」によって、幾度となく人間として生まれ変わり、その度悲惨な死を遂げるという刑罰を受けていた。しかしその結果刹那として転生することになる。時折現れてはロシエルやルシファーと話し、時間魔法によって刹那を救うこともある。
大戦後、神に反旗を翻した理由を問われ「ロシエルが憎かった」と答えたが、実は別の理由があるらしい。
ロシエル<無機天使>
声:佐々木望/OVA版千葉進歩
電磁場無限物質(アカシヤ)の力を司る無機天使。アレクシエルの双子の弟で同じく3枚の羽を持つ。美しくまるで女性のような姿をしているが、実はそれは創世神が与えたアレクシエルの身体である。
天地大戦時にアレクシエルの手によって封印されたが、カタンにより復活した。アレクシエルに復讐心と愛情という歪んだ感情を抱いている。魔力のようなその魅力に抗えない者は多いが、精神的に非常に不安定であり、絶対の服従者を求めて「チップ」や自らの血を利用する。
元々は聖人君子のような精神を持っていたのだが、成長が逆行する為に精神が狂気に包まれていく。
カタン
声:三木眞一郎
元は実体のない精霊天使(グリゴール)だったが、ロシエルから肉体と「導きたるもの」を意味するカタンという名を与えられ、智天使にまで昇り詰めた。ロシエルに無償の忠誠を誓っている。有機天使の覚醒の際にキリエを救おうとして巻き込まれ死にかけるが、ロシエルがチップを与え生かした。
彼は精神のバランスを崩していくロシエルにとって唯一、「壊したくない大切なもの」であり、カタンもまた自分に命を与えてくれたロシエルを無二の存在として慕っている。ロシエルに遠ざけられようとも尽くすほどその気持ちは強い。
ドビエル
声:高橋広樹
智天使長(グレートケルビム)。ロシエルを殺害しようとするが失敗しロシエルの部下になる。
ティアイエル
声:矢島晶子
通称ティアラ。ティアイエル(未来の天使)の名を持つ。天使の心が分かる能力を持つ。生きるため天使の死体を食ったため、「堕天使」の烙印を押され皆から軽蔑され、「天使食い」「悪魔の子」などと呼ばれた。ロシエルの屋敷に忍び込んだ暗殺者らにより殺害された。
ジブリール
四大天使の1人で第一質料(プリマ・マテリア)の一つである水の守護者。セヴォフタルタに自由を奪われ、刹那の守護天使(ガーディアンエンジェル)として人間・紗羅に転生させられていた。紗羅の精神が目覚めるまでその身体は、水の庭園に幽閉されていた。元智天使長。
慈悲に包まれた天使として、多くの天使から尊敬を受けていた。真面目な性格で、ミカエルは説教される事が多く毛嫌いしていたのだが、正面からセヴォフタルタと対立したために紗羅に魂を転生させられた。
紗羅の魂が宿った際、脱走のため髪を切ったが、紗羅の魂が抜けたとたん元通りになった。
ラファエル
声:成田剣
四大天使の1人で第一質料(プリマ・マテリア)の1つである風の守護者。力天使長(グレートヴァーチューズ)。治癒を司る者でもあり、唯一蘇りの術「反魂」を使うことを許された天使。ミカエルをミカちゃんと呼び、「昔から何一つ変わらない奴」として信頼しており、喧嘩をよくする友人でもある。
激しい女遊びをする一方で、心の奥底で「女」を嫌悪し復讐心から何百人もの女性に非道な行為を行い続け、彼女達を弄びその優越感で自分のプライドを保っていたが、紗羅との出会いによりその心に変化が現れる。だが、紗羅に憑依したサンダルフォンに殺されかけた自分の身代わりに斃れた副官バービエルこそが自分を真実理解し愛してくれて海のように包みこんでくれたことを本当の意味で理解し、死を賭してバービエルを蘇生させコールドスリープに入る。
ミカエル
声:高橋直純
四大天使の1人で第一質料(プリマ・マテリア)の1つである炎の守護者。燃えるような赤い髪と激しい気性の持ち主で魔王ルシファーの双子の弟。低い身長と兄ルシファーの話をされると逆上する。能天使長。
兄に対して強いコンプレックスを持っている。またラファエルとは無二の親友。
実際には「光の御子」なのだが、兄ルシフェルが優秀すぎたので彼が「光の御子」だと周囲は誤認した。背が低いのは能力の高い絶対年齢が早く来過ぎたため、肉体の成長が止まってしまったのである。
セヴォフタルタ
声:形成界編:塩沢兼人ドラマCD:小杉十郎太
熾天使付宰相。白き天使(セヴォフタルタ)の名を持つ。その立場を利用し、事実上政治の実権を握っている独裁者と天界ではみなされているが、実はサンダルフォンの傀儡。いつも顔を大きなマスクで隠している。
不潔なものを極度に嫌い、私邸の中はどんな汚れも許さないほど掃除を徹底されている。その病的な潔癖ぶりは政策にも色濃く現れ、その冷酷な采配のため非常に恐れられている。しかしその恐怖政治はアニマ・ムンディという反乱組織を生み出す基盤ともなっている。
ライラという女は、脳だけになったと刹那に述べ、その存在自体を否定している。
メタトロン
声:こおろぎさとみ、川田妙子
あどけない少年の姿をしているが、熾天使長であり大変な権力を持つ男の子。事実上セヴォフタルタの保護下にある。いつも大好きなうさぎのぬいぐるみ(うささん)を抱いている。セヴォフタルタを「セヴィー」と呼んで大変に慕っている。死産した双子の弟はサンダルフォンという。
サンダルフォン
声:関智一
メタトロンの双子の弟。うささん。身体がなく「揺り籠」の中でしか外界を見る事ができず、自分の身体をメタトロンを使い気に入った女に産ませようとしている。セヴォフタルタは彼を恐れ、針をもってサンダルフォンを封印していた。また、セヴォフタルタはメタトロンに薬を与え彼が表に出てこないよう工作もしていた。
ザフィケル
声:田中秀幸
座天使長。表面上では柔和で実直な人物を演じているが、その胸には堕天使の烙印があり、叛乱組織「世界の魂(アニマ・ムンデイ)」の統主でもある。ウリエルから紗羅の魂を預かっていた。
天地大戦においては最も果敢で残忍な猛将として恐れられた男。セヴォフタルタの薄汚い策略によって愛する女アナエルを自らの手で殺させられ、自殺しようとした際、アダム・カダモンによって助けられるがその代わりとして光を奪われた。その後、非武装主義と人間と悪魔と天使の共存を唱える。その際の喉の刃物による傷は残り続けた。
刹那の身代わりになってセヴォフタルタの手に落ち、最高刑である「羽落とし」の刑を受け精神が崩壊したが、サリエルの放った剣先に仕込んだ毒性のウイルスで一時正気を取り戻す。最後はアダム・カダモンがその目を開かせ、アナエルによく似た息子ラジエルの風貌を見せる。そして、ラジエルの手により殺害された。ラジエルの父親。
アナエル
元主天使ST(シンクタンク)。金髪で青い瞳の美人。ザフィケルの元恋人。ザフィケルの子供を身ごもっていたが、セヴォフタルタにより罠に嵌められ叛逆者に仕立て上げられた挙げ句にザフィケルが知らずに殺してしまう。子供も死んだと思われたが、実はその子は生きていた。
ラジエル
声:結城比呂、浅川悠
叛乱組織「世界の魂(アニマ・ムンディ)」の統主。実は、嘗ての統主ザフィケルと彼の恋人アナエルの息子。母譲りの黄金の髪と海のような蒼い瞳、純粋な心を持つ少年。表向きは座天使長ザフィケル付きのただの士官候補生だが、他人の意識体と同調しアストラル力を無差別に増幅・放出することが出来る赤い瞳の変異亜種アイオーンである。その特異能力のためにラボに贈られ、白い部屋(ホワイトルーム)でモルモットにされていた。だが、ザフィケルに救われ、彼の忠実な部下となる。お互いにザフィケルの死の直前まで父と子であることは知らないまま、強い絆で結ばれていた。ザフィケル亡き後はその遺言により彼の遺志を継ぎ「世界の魂」を率いて闘いを挑み、最終的には天界を統治することになる。
シャテイエル
沈黙の天使(シャテイエル)。形成最下層第一天シャマイムの廃墟に隠れるように生活する「有るまじき子供(インプロバチャイルド)」や、身体の一部が欠けた不完全な天使たちと共同生活をしている。本人は有るまじき子供ではなく片翼の掛けた不完全な天使である。実は上層の天使たちに暴行されたことが幾度もある。
社会科見学としてシャマイムを訪れたラジエルと心を通わせるが、セヴォフタルタの罠によって非業の死を遂げる。
ライラ
サンダルフォン研究チームのチーフだった、額に逆十字の傷がある女天使。アナエルの友人であり、(本人は決して認めなかったが)ザフィケルに恋心を抱いていた。その優秀さを妬んだ同僚達により陵辱されるが、彼女を愛する天使(ニドヘック)により救出される。しかし錯乱のうちに彼のことを刺してしまう。
潔癖な彼女はそれらの事実に耐えることができず、全てを隠蔽しようと、ニドヘックのことも陵辱者の一人として告発、処刑に追い込んだ。そしてサンダルフォンの力で自分の姿を男性のように変え、セヴォフタルタに成りすましていた。
失脚後はサンダルフォンにより妊娠させられ、精神を病んだまま、力を封じられ孤高離宮に閉じ込められる。そしてそこで、ニドヘックと再会するという幻想を見せられ、離宮の窓から飛び降りて絶命した。
キリエ
ロシエルの部下である女天使。ロシエルに利用され紗羅の抹殺を画策し、有機天使の覚醒時に発せられた力によって命を落とす。思い込みが激しく、ロシエルに利用されている事を最後まで認めなかった。死後、ウリエルの人形ドールに宿り、ウリエルに仕える。
リル
声:釘宮理恵
脳にミクロの機器を埋め込み機能を麻痺させる手術を行わされた杭打ち(ステイカー)である。元精霊天使(グリゴール)。目の中がキラキラしており笑顔を作り、ジブリールに使えている。聖巫女(シスター)見習い。
サリエル
声:稲田徹
邪眼(イヴル・アイ)の持ち主。中空回廊の最高司令官。刹那や朔夜を殺そうとするが辛うじて正気を取り戻したザフィケルに殺される。
リウエト
発明の天使(リウエト)。初めはからかい半分であったが、加藤の強い意志を認め彼が自らの命を懸けていることを知った上で彼の腕を改造した。
カマエル
ミカエルの部下。身体の半分以上が作り物で、なかなか死なない。
バービエル
ラファエルの副官。紗羅に憑依したサンダルフォンに殺されかけたラファエルの盾となって斃れるがラファエルが全力で蘇生させる。そのため、ラファエルはコールドスリープに入らざるを得なくなった。

星幽界(ヘイディーズ)
「死後の世界」。人間・天使などの魂が死んだ後に行く場所である。

ウリエル
声:速水奨
四大天使の1人で第一質料(プリマ・マテリア)の1つである地の守護者。地獄門鍵守人(ヘルゲートガーディアン)。神の焔(Uriel)の名を持つ。長身で内気だが、ペルソナの影響で切れやすく暴れまくる面もあり、天界にいた頃は会議室や城を破壊した。そのため他の天使に敬遠され、怪我人治療のラファエルにはより嫌われたが、天界一の暴れ馬ミカエルにだけは大うけだった。裁きの天使であり、アレクシエルに堕天使に用いる最高刑である言霊呪法をかけた人物。そのためにアレクシエルは輪廻を繰り返し悲惨な死を繰り返していた。その罪の意識から素手で声帯を引きちぎり声を封じ、星幽界に身を潜めていた。内気な自分の性格を隠すため、ペルソナを付けていたが、そのペルソナに操られていた。非常に純粋にアレクシエルを愛している。
ドール
星幽界に迷い込んだ天使(キリエ)の魂をウリエルが人形に移植した。自分を生み出してくれたウリエルに心から尽くしている。
ニドヘッグ
ライラに虚偽の告発をされ亡者となった。ほとんど記憶はないが、その女性に今でも恋心を抱いている。
閻羅王
「魂の坩堝」の管理統括を行っている。

用語
チップ
ロシエルが用いるカプセル。飲むとロシエルの眷族となり、絶大な力を得ることが出来る。しかし元々生物の体にとって良いものではない。ロシエルの血にも似たような効果がある。故もこのチップに冒され、苦しんでいるところを刹那に殺されることによって救われた。
七支刀御魂剣(ななつさやみたまのつるぎ)
アレクシエルの愛剣。元々魔剣として封印されていたが、神に反旗を翻したルシファーの魂が宿された。アレクシエルによって封印を解かれ、戦いを共にすることになる。ロシエルの血を浴びたことによって不滅の精神体となった。
世界の魂(アニマ・ムンディ)
セヴォフタルタの圧政・恐怖政治に反対する者達が作った叛乱組織。統主はザフィケルが勤めていたが、後にその座はラジエルに譲られる。
有るまじき子供(インプロバチャイルド)
天使同士が愛し合い生まれるという、あってはならないことから誕生したことからこう呼ばれる。多くはシャマイムに住み、最低の生活を強いられている。
彼らは瞳が赤いことから「うさぎ」とも呼ばれ、彼らを取り締まることを「兎狩り」と呼ばれる。しかしラジエルのように大きな力を持つことがあり、ジブリールはそれを「変異亜種(アイオーン)」と呼んでいる。
杭打ち(ステイカー)
脳に針や機器を埋め込んで思考能力を麻痺させられた天使のこと。これを行うことによって忠実な(余計なことは何も考えない)奴隷・部下を作ることが出来る。
羽落とし
天界における刑罰の極刑。天使の羽根を切り落とされる刑であり、事実上の死刑である。天使は羽根を切られることによって精神が錯乱し、亡者となってしまう。また死んでも魂は救われることはない。

天使階級制度
現在は、熾天使最高会が実権を握っている。また、それぞれの階級ごとに天使長(グレートエンジェル)がいて他の天使を絶対的な権力で支配している。最高指導者は大熾天使長であるメタトロン。

創生神

聖隠者<アダム・カダモン>

最高天使
有機天使<アレクシエル>
無機天使<ロシエル>

第一階級
熾天使<セラフィム>
智天使<ケルビム>
座天使<トロウンズ>

第二階級
主天使<ドミニオンズ>
力天使<ヴァーチューズ>
能天使<パワーズ>

第三階級
権天使<プリンシバリティーズ>
大天使<アークエンジェルズ>
天使<エンジェルズ>

労働階級
精霊天使<グリゴール>

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2009年02月11日 09:10に投稿されたエントリーのページです。

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